マカティから車で2時間ほど、バタンガス州のバトゥラオ山へトレッキングに行ってきました。意外に思うかもしれませんが、島国フィリピンには山も多く、マカティからでも車で1~2時間も走れば、登山を楽しむことができます。
今回が初めてとなるローカルスタッフとのトレッキングツアーは、実はひょんなことから実現しました。
これまでも新メンバーの歓迎会や社員旅行は比較的頻繁に行ってきましたが、代表の寺田がいると、ちょっと萎縮してしまうスタッフもいます。勤務時間中でも、寺田とエレベーターで一緒になると真っ赤になってうつむいてしまう子もいるんですよね。
それは寺田のことが怖いというよりも、照れ臭いというか、それに加えて英語で話すこと自体がローカルスタッフには若干よそ行きなことなので、外国人を前にするだけでちょっと緊張してしまうようなのです。外国人に対する日本人の反応と同じですね(笑)。
そんなわけで、寺田としては会社の公式イベント以外、ローカル同士の集まりには参加することを遠慮していたのですが、たまたまあるスタッフとランチに行った際に、トレキングツアーのことが話題に上りました。
寺田「あのツアー、どうなったの?もう行ったの?」
スタッフ「まだ行けてなくて…。もしよかったらボスも一緒に行かない?」
寺田「え?みんなさえ、よければ…。(フィリピン人に社交辞令ってあるのかな?)」
スタッフ「ホントに行く?じゃ、いついく?」
寺田「いつでもいいよ」
スタッフ「じゃ明後日行こう!」
こんな具合にとんとん拍子に話が進んで、急きょ実現したのがこのツアーだったんです。
寺田を含む女性3名は朝5時に集合し、会社が用意したドライバーさん付きの社用車で出発。7時頃から登り始めて、やしの実を積み上げた屋台でココナッツジュースを飲みながら、山頂にたどり着いたのは12時前でした。
365日うだるような暑さのフィリピンも標高810mの頂は爽やか。周囲にはタール湖やタール火山を望み、360度視界を遮るものもない絶景で、想像以上にキツかった道中の疲れも吹き飛ぶようでした。
そんな達成感に加えて、一緒に山を登っていて感じた、国境も言葉の壁も超えた和気あいあいとした雰囲気は、何にも代えがたいものがありました。大自然がくれた、いつもと違う時間。たまにはオフィスを離れたオープンな場所で、日本人とフィリピン人が交流する機会も大事ですね。
下山後は、避暑地として人気の高い都市タガイタイのレストランで、簡単な打ち上げ。また近いうちにトレッキングツアーを計画することを、みんなで約束して帰路に着きました。
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